地方議員のつぶやきその⑫ 「二元代表制とは・・・」

国会と違って自治体は二元代表制で、つまり首長と議会両方が選挙で選ばれます。
この二元代表制が、議会側はある程度機能しなくても良いという意味になってしまうとしたら、実に消極的で無意味なことです。
「執行部は何をやっているんだ!」と議員が行政職員に対して、怒る場面は私も見たことがありますが、最終的な責任は市長であって、我々(議会)ではないという意識があってなせることではないかと思います。
とはいっても予算を議決して、つまりはその事業の実施を許可しているわけですから、良いことも悪いことすべて議会全体の責任なのではないかと、今まで議長に50回くらいは言われたような気がします。
議会の機能の一つはチェック機能と言われ、それはまったく正しい事ですが、受け身に議案の一部分に対して少し物申すだけの存在になってしまったら、世に存在する議会不要論に対抗的できなく時がいずれやってくると思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る