ちょっとした縁がありまして、「速読トレーニング」を受けてみました。
1日だけなんですが、日中かけて理論の学習やトレーニングを行った結果として、
820字/分→2000字/分くらいに読書スピードが上がりました。
最初はこれくらいは上がるものらしいですが、なかなか面白い体験でした。
本を黙読する際には、頭の中で音読して読んでしまうものです。
この黙読のスピードを上げていくのが速読ではけしてなく、根本的に違う読み方、といいますか、「読む」と言うよりは「見てイメージする」というふうに変えていくもので、
そのために単語になっていない、ランダムに配置された文字を見て正しい単語をパッとイメージするトレーニングや↓
他にも視点をすばやく動かすトレーニングなど諸々を行いまして、
最終的にこれくらいの文章を35秒くらいで読むくらい、2000字/分の読書スピードに至りました。
世の中いろんな知恵があるものと感心しましたが、けして万能ではないと感じます。
例えば小説を読む場合には、おそらく向かないでしょう。
どんどん速読スピードを高めて小説を読んでも、誰が登場して最終的にオチはどうなったといった概略は理解できますが、登場人物の感情を想像したり、共感を深めたりすることは難しそうです。
しかし、ネットで調べ物をしたり、実用書を読むなど単純な情報収集で良いという場面には大いに役立ちそうです。
練習していけば、6,000字/分くらいは平気でいくみたいなので、ちょっと挑戦してみようかなとも思います。
ちなみに日本人の平均読書スピードは600字/分くらいらしいですので、常人の10倍ということになります。すごい世界です。
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