中央公民館の改修工事予算が上程予定です

守谷市中央公民館に関しては、エアコンが故障してたり、ホールの天井照明の多くが点灯しない、ホールの湿気がひどくカビ臭いなど、かなり悲惨な状況です。

イベントの主催者側として裏方準備等に参加すると、音響設備の古さや、場所によってはドアの鍵がガタついていて、スムーズな開け閉めに慣れが必要な個所があるなど、さらに多くの悲惨さを確認することもできました。

昭和56年の開館ということもあり、ある程度の故障等はやむを得ない面もあります。11月5日の臨時議会にて改修工事の補正予算が上程される予定です。

メニューとしては、エアコンの修理、ホール内の床・座席の更新、照明や音響施設の更新、外壁ひび割れ補修、トイレの改修などの「修理系」の工事に加え、演奏会やコンサート等における音響効果の改善を狙った、音響反射板の設置工事を加えて、総額で約10億7000万円となる予定です。

 

エアコンが使えないに至っては、季節によっては冗談になりませんので、早急な修理対応が必要なのは疑いがありません。

私としても、補正予算案の多くを占める「修理系」の工事予算に関しては疑問はありません。ただ気になるのが、明らかに性質の異なる「ステージ音響反射板」の設置費用です。

ちなみに音響反射板だけで、3900万円の予算規模となる予定です。

 

全体的な私の印象ですが、中央公民館の改修工事に関して、当初はエアコン等が壊れたので修理が必要です。そういった故障修理に関する話だけだったはずなのです。

しかし、いつからか「政治的」な話の要素も加わわったのか、中央公民館のホールを「音楽ホール化」するらしいという話がどこからか浮上してきました。

かねてから、演奏会やコンサート等を主催したり参加している市民の方からは、市内に音楽ホールがないのは問題だという指摘や要望があったのは事実だと思います。

そういった要望に応えての、ステージ音響設置版の設置案浮上と思われますが、要望への答え方としてもいかにも中途半端で、その割には予算規模が課題であり、費用対効果などトータルに考え、いかにもチグハグな印象を受けます。

 

中央公民館のホールは、昭和56年の開館ですし、そもそも音楽ホール的なものとしては全く設計されていません。座席数も400程度と少ないですし、壁や天井等に音響効果を考慮した設計はされていません。

そこを無理やり音楽ホール化するとしたら、それこそ建て直した方が良いくらいの予算がかかることは明白ですし、そこまでできないからこそ、3900万円の音響反射板の設置だけで落ち着いたのだと思われます。

しかし、元々音楽ホール向けではない施設に、ただ音響反射板を設置しただけで、音楽愛好家の市民の方の要望に十分に応えられるかはかなり疑問です。

結局は、中途半端な満足にしかならず、その割には3900万円という予算はいかにも過大と感じます。お金の使い方が下手だと言われかねません。

 

元々音楽ホール向けではない中央公民館を、音楽ホールとしようとするのは、軽自動車に3000CCのエンジンを載せようとするようなもので、無理があります。

音楽ホールを新設するならするで、今後の財政状況や公共施設マネジメント計画を考慮の上で堂々とした議論をするべきで、公共施設の修理工事という、本来全く性質の異なる話に紛れさせて解決しようとするべきはありません。

現状議会内でもかなり意見が割れていますので、11月5日の臨時議会の際には、場合によってはかなり白熱した議論も予想されます。

 

 

 

 

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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