国民の生活が第一とのことですが、さすがに表面上はもちろんの事、内心でも
「国民の生活は二の次」と思っている政党は無いだろうと思います。
「国民の生活」の内容については、考え方によってさまざまあると思います。
経済・所得水準の拡大が第1に思いつきますが、
例えばスイスは経済効率をある程度犠牲にしてでも大軍備と国民皆兵をしいております。
皆で国防に参加するという理念を経済よりも重視し、それによって生活上の満足感が
得られているのでしょう。
同意するかはともかく、ひとつの考え方であります。
・何を重視するのか、何を実現して国民の満足感へと繋げるのか
・その為にどのような手段をとるか
(自由経済か統制経済か、現状で増税すべきか減税すべきか など)
この2点が大きな論点なのだと思います。
しかしながら、「国民の生活が第一」というネーミングからは、何をどのように実現するのか
という点が見えてこないように思います。
どちらかと言うと、具体的な論点はあまり示さずに、こっちが「国民の生活が第一」なので
民主党などの対抗政党は「国民の生活を第一」には見ていないというレッテルを貼り、印象
操作を行うことにより、選挙に勝とうという魂胆なのではと見えてしまいます。
ある種の機会主義といいますか、国民をバカにしている、表面上で騙せると思っているのでは
ないのでしょうか。
もしかしたらある程度騙せるのは事実なのかもしれません。
しかしながらよ「世論への信頼」なくしては、議会制民主主義は成り立たないと信じます。
仮に世の中バカばかりと思っていたら、社会主義やるしかないですよね。
コメント
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今は政権与党ですが、今度の選挙で消滅するのが確実な弱者をあまりいじめないでください
しかし内輪もめひどいですね