首相公選制の議論などで、政権がコロコロ変わるのは良くないといった主張が多くなされます。
OECD加盟国内での過去20年間の「政権数」として、日本は19とダントツで
1位となっているようです。ほぼ毎年政権が変わっているわけです。
※平均して10前後が多い。韓国5 米国6 英国8 カナダ9 イタリア 14など
しかしこれは国会内だけでなく、国民全体の考え方によるものが多く影響しているように思います。
特に衆議院の選挙を行う場合、実質的には総理大臣を選ぶ選挙となるわけです。
しかしながら、国会議員だけでなく、投票する国民側にも(投票した政党の党首に)
4年間なり国の舵取りを任せようという覚悟は恐らくないものと感じます。
とりあえずやらせてみて、気に入らなくなったら文句つけて交代させればよい。
こういった感覚の人が多いように思います。
政権が毎年のように変わるのは近年始まった事ではなく、戦前からずっとそうなので、
これが日本人の選択・国民性と言えるのかもしれません。
長期的な取り組みが必要な改革などがあるのは事実です。
頻繁な総理の交代により、改革が阻害されることがあってはなりません。
政党間合意などにより、長期的改革・外交方針などは争点としないなどの姿勢がすべての
政党に必要だと思います。
政治の目的は政策の実現であり、政党の陣取り合戦ではありません。
コメント
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政権を任せようにも、政治家がフラフラしていては…
離党したり、くっついたり…
この前まで反発しあっていた自民と公明が連立組んだりしていては有権者はどこを信用していいのか…
反学会の主義を通し離党した亀井氏のように、信念を持った政治家が増えてくれることを願っています
公明党は国民のことを思い離党すると創価学会員の資格も破門という処分をするので、池田大作の為という信念は通っています(* ̄∇ ̄*)