毎日のように犬の散歩をしていますが、本県は保健所等での犬の殺処分数が全国ワースト1だそうです。
※2010年度で3589頭。6年連続全国ワースト1。
県などの対応として
・平成22年度には、決まった場所での引き取りを廃止
・引き取り依頼を繰り返す飼い主へ警告文
・ボランティアとの連携を強化し、譲渡件数を増やす
・保護期間の延長
などを実施しているそうです。
実際に処分数は毎年減少傾向にはあるようで(全国ワースト1ですが)、一定の効果はあるのでしょう。
簡単に引き取ってもらえてしまえる状況を無くし、ハードルを上げることでもう一度再考を促すことができるということなのだと思います。
もちろんの事それだけでは、不十分です。
安易にペットを捨てる人がいなくならなければ、問題は解決しません。
結局はモラルの問題であり、これは行政の責任が第一とは言えません。
モラルという内面の問題を行政が簡単にコントロールできたら逆に問題です。
啓発の機会を多く設け、県民1人1人が考える機会を設けることは可能ですが、それ以上のことはできません。
多くのボランティアの方など、少しでもペットを救おうとがんばっている方はたくさんいらっしゃいます。
直接行政が何かするよりも、そういった方々の支援という点に集中した方が、効果は高い気がします。
コメント
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ブラックバスも問題になっていますね
こちらは生態系を破壊して殺処分よりたちが悪いかもしれません
しかもスポーツフィッシングと称して、わざわざ放つ人もいます
自分さえよければというのが、日本人の民主性なら悲しいです