「好き」こそ原動力

ヴィーの法則―自分を変える 世界が変わる/カナリア書房
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病気のせいで自分に自信を持てない女の子が主人公の小説仕立ての成長物語です。

「まずは自分自身を好きになること」「想いを強くもつこと」「好きなものをみつけること」

こういったキーワードを中心に、幸せの種探しといった内容ですが、文体や言葉づかいなどに作者の善意がとてもよく伝わってきる、とても後味の良い物語でした。

以前に古本の仕事をしている時、よく体験しましたが、本を探す作業など、仕事の過程そのものを楽しめる心境であるかないか、これが仕事の精度、最終的には売り上げに影響してきます。

売り上げ=お金が大きな目的の1つなはずですが、そこにばかり執着するとお金も得られなくなります。

まさに楽しめないと良い仕事はできないのだとひしひしと思います。

どんな分野に「好き」を感じるか、興味を持つかはまさにひとそれぞれです。

先天的な性格も後天的な影響もあるのでしょうが、因果関係が複雑で解明できませんので運命と言ってもかまわないと思います。

多くの人がそれぞれの「好き」を原動力にして、違う分野で良い仕事を積み重ねていく、そうやって世の中回っていくのでしょう。

正しい道は人の数だけありますし、安易に人生き方を批評してはいけないのだと思います。

もちろん私は今の仕事が大好きです。

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コメント

  1. 歌が好きでバンドを始める若者は多いですが、念願のメジャーデビューが決まるとレコード会社が要求するのは「売れる歌」
    自分達がやりたいことと、求められることの違いに解散してしまうバンドの多いこと
    スポーツもエンジョイスポーツとエリートスポーツに分けられます
    プロやオリンピック等結果が全てになると故障しても怪我してもやらなくてはならない
    結果を追い求めてドーピングに手を染める選手もいます

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