「国」の支援が大事な局面

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さまざまな研究の基礎となり得る発見のようで、人類史的に意義深くすばらしい事です。


こういった時代の先を行く研究に関しては、民間に市場が存在しないことが多く、少なくとも短期的には利益を生みません。したがって研究資金面で難しくなることが多いのではないかと想像します。


研究だけに没頭できる米国留学時代との環境との落差に苦しんだこともあるそうで、それらを乗り越える不屈の情熱と意思があったからこその偉業だと思います。

03年に科学技術振興機構による研究費支援を受けた際には、「迫力」で感心させて支援を獲得したというエピソードもあるそうです。


短期的には利益とならなくても、将来の技術や夢となる研究・投資を常に行っていく姿勢が、将来の国民の幸せを作るうえで、重要だと思います。

国の事業仕分けの現場で問題となったこともあるようですが、目先の予算のやりくりだけに力点が行くと、こういった時間のかかる投資的事業は敬遠されがちになるのかもしれません。


田中大臣としても「国を挙げてやるべきものは予算に強弱を付けないといけない。山中先生の研究はその一つ」と発言したそうですが、山中氏の研究だけでなく、第2第3の山中氏の為にも、継続的な支援を「国」としておこなって頂きたいです。


例えば米国と比べて、こういった支援への強さで劣っている分野も多いのかもしれません。

金額やGDP比率などで明確に目標を設定して、世界で一番将来への投資、研究支援に熱心な体制を作っていってほしいと願います。

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