輸出額というのは需給のバランスで決まるもので、役人が設定するものではないと思うのですが、それは日本的事情で中国的には全く正しいのかもしれません。
つまるところ、かの国はやっぱり社会主義国なのだと感じます。
目標額はあくまでも目標で、達成する為の環境づくりに努力するという姿勢ならまだわかるのですが、そのようなものがあるようには見えません。
そもそも原因はチャイナリスクを意識させてしまった政府の外交方針にあるわけですし、一度染み付いた不信感はなかなか解消できないでしょう。
経済の分野まで細かく政府役人が主導していく姿勢は、管理しようとする役人側は楽しいのかもしれませんが、民間の活力やアイデアを阻害する大きな要因だと思います。
国民の一体感に欠け、どうしても民間を信じることができないのかもしれません。
日本の国政においても、地方政治においても他山の石とすべきだと思います。
かの国の外交姿勢、うそをついたり、暴力的な恫喝などを行う姿勢にはびっくりすることが多いです。
個人の人間関係だったら言語道断なはずですが、国同士の話になると時に当たり前のように受け止められます。
下手をすると一部ジャーナリストなどに「したたかだ」と褒められたりもします。
このような異常な話に慣れてしまってはいけないと思います。
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