単純に野党だから反対すべきという雰囲気ではなくなっているそうで喜ばしい話だと思います。
事が予算案になると明確な代案なくただ反対するというのもなかなく度胸が必要な話ですが。
日本維新の会の石原代表曰く、「健全な野党は是々非々でやらなくちゃいけない」との事ですが、全くその通りだと思います。
が言うは易しだとも思います。
だいたい是々か非々かのどちらかになってしまう事が多いように感じます。
地方議会の現場においても、提出議案の内容などではなく、誰が出したか、どこの会派から出ているかなどが重要視される事も多くあります。
何が出されたかでなく、誰が出したかで賛否が決まってしまうわけです。
取引、貸し借り、果ては政党や会派のイス取りゲームに主な意識が行ってしまうとそれはもう政治ではありません。
「政治の世界だから」と言ってそのような事が正当化される事もありますが、もう一度言いますがそれは断じて政治ではありません。
先の12月議会でも、「原発事故・子ども被災者支援法」に関連する意見書が他会派から提出されましたが、それに対してただ賛成する事、さらに賛成討論もする事に関して、同僚の関口ゆみえ議員と相談した際も何の疑問も出ませんでした。
議案や予算案等の本来の目的、市民生活の向上等に意識を向け、内向きのイス取りゲームに意識が向かないように、今後も戒めながら活動を行っていきたいと思います。
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