昨日、守谷市地域公共交通活性化協議会が開催されました。
守谷市内の地域住民組織の代表や、国・県の関係行政機関、交通事業者などのメンバーにより構成され、コミュニティバス(モコバス)の利用状況や収支決算についての報告や決議がなされました。
平成24年度では、関係経費総額で8926万4569円の支出がなされ、そのほとんどが守谷市の負担金となっております。
平成23年度までは、6000万円程度の負担でしたが、国からの交付金等が無くなり、市の負担が非常に大きくなっております。
利用客数は平成24年度の月平均で10,247人(A,Bルート合計)。
月によって若干の増減はありますが、大きな差はありません。
今年度の5月より新設のCルート(買い物・病院ルート)については、月に2000人弱の利用。
A,B、Cルート合計での利用者数は月平均10,911人との事です。
本事業は交通弱者への支援事業であり、赤字は前提です。
しかし、いくらお金をかけても良いわけではありません。
バスを利用しない市民の方々も含めた公平性への視点は必要です。
また、市内各地よりバス停やルートの変更などに伴う要望等も来ており、調整も大きな課題です。
経費削減などを図って変更を加えれば、それにより不便になる人は必ず出てきます。
予算面からも要望すべてを満足させることはできません。
個人的には毎年9000万円の負担はあまりに過大であり、何かしら経費の削減のための抜本的な改革が必要だと考えます。
コミュニティバスによる対応だけでなく、地域によってデマンドタクシーを組み合わせるなど、方式の変更も手かもしれません。
いずれにせよ決断の時期にあるのだと思います。
変更により必ず出てくる批判を恐れ、決断を先送りしては、問題はいつまでも解決しません。
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