市税の徴収率=市民や事業所などが収めるべき税金のうち、何%くらいが収められているかというものですが、記事によりますと、
上位3市(県南10市)
2009年 ①②つくばみらい市・守谷市 95.5% ③つくば市90.7%
2013年 ①つくばみらい市97・3% ②守谷市96・6% ③つくば市92・2%
下位3市(県南10市)
2009年 ①土浦市 84.4% ②稲敷市 87.4% ③取手市 88.7%
2013年 ①②土浦市・稲敷市 89.0% ③龍ケ崎市 90.4%
自治体によって結構大きな差があることに驚きました。特に2009年の土浦市の15%以上が納付されないというのは、かなりすさまじい状況に感じます。
納税に関しては公平性の観点から、100%の納付が目指されるべきものですが、中には生活に困窮しているケースや行方不明といった徴収が難しいケースもあり、徴収権を放棄する「不能欠損処分」が地方税法上で認められています。
もちろん、督促や差し押さえ等を行った後、やむを得ない場合に限定されるべきですが、実は「不能欠損処分」を行うと、その分は「収めるべき税金」から外れますので、「徴収率」は向上します。
そのような意味で、単に外見上徴収率が高いから何の問題もないとは限りません。
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