わかりやすい文章を

伝わる!文章力が身につく本/高橋書店
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文章のわかりやすい書き方を説明した本です。
この中で、「読点を感覚で打たない」という節が気になりました。
息継ぎをするところに読点を打つという俗説は、肺活量や感覚で個人差もあり間違っており、論理や文意に沿った読点の打ち方が大事と記されています。
正直なところ、私も何も考えずに感覚で打ってしまっています。

●文の主題、主語となる語が長いとき、その後に
・昨夜から降り始めた雨が、昼過ぎにやんだ。

●接続詞・逆説の助詞の後に

・空はきれいに晴れたが、気温は低い。

●名詞や動詞に修飾語が2つ以上つくとき、それぞれの間に
・文字は、楷書で、きちんと、読みやすいように書こう。

●強調するとき、協調語句の後に
・彼が、それを成功させたのです。

●かなが続いて読みにくいとき、分割するところに
ここで、はきものを脱いでください。

これらは一例ですが、関係の深い語句同士をまとめ、関係の浅い語句同士を切り離すことで、内容をわかりやすくするのが基本と思われます。
この他にも漢字を使いすぎない、漢語よりも和語の方がやわらかくなるなど、気づきとなる点が多くありました。

学校を出てから、文章の書き方を学ぶ機会はほとんどありませんでした。
職務上、わかりやすく説明する文章の技術は必要不可欠です。
少しずつでも学び、改善していきたいと思います。

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コメント

  1. 言葉は学ぶものではない。という英語教材のCMがありますが、学ばないときれいで分かりやすい言葉は使えません
    某政党及び支持者は参議院と都議選に100%力を入れていますが、日本を乗っとることより今やるべきことがあるのでは?と思います

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