http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE93M03D20130423
消費増税、状況次第では先延ばしもあり得る=財務相
[東京 23日 ロイター] 麻生太郎財務相は23日午後の参議院予算委員会で、来年4月に予定している消費税引き上げについて、今年10月に判断したいと考えているが、引き上げの状況とならなければ、延ばさざるを得ないということは十分にあり得る、と語った。
広野ただし委員(生活)の質問に答えた。
麻生財務相はその場合の先延ばしの期間について「3カ月か半年か1年か、今申し上げる段階にはない」とし、「97年も消費税を5%に上げたときは減収になった。そういったことは十分注意して、今はまず景気を引き上げることに全力をあげている」と語った。(以下略)
消費増税の目的は、国の財政の「増収」ひいては国民生活の向上が目的のはずです。
「増税」は「増収」のための1つの手段であって、目的ではありません。
しかし、エリート役人のプライド意識に、絶対にミスを容認しない世論の雰囲気などが加わると、「消費増税」自体が目的になってしまいかねず、心配されるところです。
役所はけしてミスをしない、これが前提になると、どんなに状況が変わっても一度決めた政策をやり続けるしかない。修正はミスを認めることになるからです。
そのようなバカバカしい事態を避けるためには、政治が責任をとり、何をやるかをしっかりと示していくリーダーシップが重要です。
「97年も消費税を5%に上げたときは減収になった。」
この指摘が財務大臣からされるわけですから、民主党政権時代と比べれば雲泥の差です。
少なくとも消費増税ありきの姿勢ではないと思えます。
改めて、
デフレ脱却前の消費税増税絶対反対します。
広野ただし委員(生活)の質問に答えた。
麻生財務相はその場合の先延ばしの期間について「3カ月か半年か1年か、今申し上げる段階にはない」とし、「97年も消費税を5%に上げたときは減収になった。そういったことは十分注意して、今はまず景気を引き上げることに全力をあげている」と語った。(以下略)
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