捨て犬・猫を半減=動物愛護指針を改正へ-環境省
中央環境審議会(環境相の諮問機関)動物愛護部会は2日、飼い主に捨てられる犬や猫を減らし、自治体による引き取り数を2023年度までに11年度の半数以下となる年10万頭に抑制する目標を盛り込んだ動物愛護管理指針の改正案を了承した。今月中に環境省が正式決定する。
飼い主とはぐれたり、捨てられたりして自治体に引き取られる犬猫は、11年度で22万頭おり、うち79%が殺処分された。指針は、飼い主への指導を行うほか、引き取った動物の譲渡を推進することで、処分頭数を減らす方針を示した。
環境省は今後、犬猫の個体を識別できるマイクロチップの装着義務化を検討し、飼い主を見つけやすくする考えだ。災害時に、動物が飼い主と一緒に避難できるよう自治体の体制整備も推進する。(2013/08/02-19:09)
・終生飼養や適切な繁殖制限措置について、特に積極的に広報するよう、国や自治体に求める。
・安易な購入、飼育放棄、遺棄、虐待を防止する観点から、飼い主への教育の重要性。
・犬・猫の引き取り数の削減目標の設定。平成35年度には平成16年度比75%減となる、10万頭を目指す。
・飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施して地域住民の合意の下に管理する地域猫対策への支援。
・マイクロチップ普及の促進。
・動物取扱業者に対する監視指導の強化。
などが取り上げられております。
これまでは、自治体ごとに取り組みにもずいぶん温度差のある状況でした。
この改正案によって、国や各自治体一丸となった取り組みが進むことを願います。
この件に関して7月12日締切でパブリックコメントも実施されており、環境省に確認した所、今月末には取りまとめの上、ホームページ上にて公表されるようです。
今後も動きを見守り、守谷市での対応においても参考にしていきたいと思います。
コメント
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今日はおつかれさまでした!
動物の命と、みんなの想いを背負って、いいものを創りあげていきたいですね。