世界はインフレに悩む国も多いですが、わが国の場合は私が成人してからはずっとデフレな気がします。
インフレにもデフレにも問題はありますが、ずっと変えられず、同じ状況が続いているのは当局の責任が生じる話だと思います。
前原経財相から「デフレ脱却が１０年以上、実現していない状況に大変強い危機感を持っていて、この度、デフレ脱却に向けた政府・日銀の決意と両者一体となった取り組みを、内外に明確に示す文書を作れたと考えている」との発言があったそうで、問題認識と解決する意思がある点は大いに好ましく感じます。
絶対日本は成長しないといった悲観的な姿勢を見せて、自分は分かっているぞというフリをする評論家がいます。さらに某政党の首相経験者にもそのような人がいた気がします。
ですが無意味な根拠の無い悲観は何も生みません。製造業が苦境にあるのは事実ですが、先進国はすべて悩んでいる話で、我々だけの問題ではありません。
何より１４００兆円とも言われる個人金融資産があり、国全体で見た場合お金はたくさんあります。
「国の借金」というのは、本来政府の借金と表現すべきものを、消費税増税などの実現の為にミスリードを狙った表現に過ぎません。
余った金融資産、高い技術力、民度の高さなどわが国の武器は数多くあります。
無意味な悲観を排除し、前向きな意思を持った政策を望みます。
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