責任ある官民協働のあり方

守谷市動物愛護協議会(仮)の設立準備をしています。
メンバー構成や規約の検討など進めておりますが、10月中には正式に立ち上げる予定です。
あくまで個人的な思いですが、本協議会は構成メンバーが等しく責任を共有し、市民同士の協働、官民協働を基本スタンスとして、進んでほしいと願っておりますし、そのように提言していきたいと考えております。

逆の方向がある種の「圧力団体」となる道です。
市民VS行政、(動物を)好きな人VS嫌いな人などといった対立関係を想定し、また自らの行動によって助長し、予算や権限などを圧力によって奪おうとするあり方。どうやったら強力な圧力をかけられるかを検討していくあり方です。

市の財源、人員には上限がありますし、すべての市民の要望を実現することはできません。
さまざまな需要を並べて、鳥瞰的な視野から優先順位を決定し、何かをやる決断、同時に他の何かはやらない決断をしていかなければなりません。
つまり、何かしら決定をすれば必ず誰かから批判されます。

仮に、自分の要望だけを一方的に投げかけ、全体の調整に関するアイデアは出さない。
それは、例えば行政がやって下さいといった丸投げを行うのは簡単です。
大抵、行政は反論してきませんので気楽ですし、決定により他の市民から批判されるリスクもありません。

市民、行政を含めて、さまざまな立場の人がそれぞれの持ち味を生かして、自分たちの要望と全体の調整を苦労しながら検討するのが、わざわざ「協議会」という場を設ける意義の1つだと思います。
単なる要望受付の場なら「協議会」などではなく、担当課に電話1本入れればすむことです。

すべての市民、行政も含めて立場は対等であり、上下関係はありません。
これは責任も対等であることを意味します。
そのような意味での本当の市民協働、官民の協働が実現できれば、例えば動物愛護の前進などの「果実」も、トータルで見れば大きくなると思いますし、守谷市をずば抜けた住みよい街とすることができると思います。

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