大阪市の橋下徹市長が仕掛けた出直し市長選(3月9日告示、23日投開票)は無風選挙となる見通しが強まってきた。自民、民主、公明各党に続き、共産党が14日、独自候補を立てない方針を明らかにしたためだ。各党とも橋下氏の「独り相撲」を印象づける作戦だが、選択肢を奪われる有権者からは憤りの声も上がる。
「橋下氏にとっては、選挙戦でテレビに取り上げられることがメリットだろうが、(各党が)静かにすれば、それもなくなる」(以下省略)
(2014年2月15日17時06分 読売新聞)
自民党など各党の主張として
①選挙の異常さ、大義がない。
②であるが故に擁立見送り。
などが挙げられていますが、本音としては、
①選挙をしても勝てる見込みが薄い。
②戦って負けるよりも不戦敗の方がましだ。
③しかしそれでは少しみっともない。
④大義がないから選挙をやらないということにしておこう。
なのではないかと当初から感じています。
勝てる見込みが高ければ選挙はするのでしょう。
不戦敗の方がましという思考回路は良く理解できませんが、党内の主導権争いやメンツ的なものを優先した結果なのかもしれません。
いずれにせよ国民・市民の方を向いた話ではないように感じています。
大阪都構想自体に反対ならば、堂々と選挙で主張すればよいですし、それが構想を否定する最大のチャンスでもあります。
しかし、大阪都構想を否定すると、現在の東京都のあり方も否定しなければならない部分が出てくるように思います。
その辺りはどうなのでしょうか。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。