日本維新の会の分党・石原氏の憲法観について

【速報】石原慎太郎氏「橋下さんと袂を分かつのは辛いが仕方がない」

石原氏の発言要旨
東京都知事を辞めて国政に戻った理由に、私には憲法を変えて国を立て直したいという熱望があった。かつて参議院議員をしていたときも、アメリカの飼い殺しのような、いわば宦官のような国になったことをどうにかしたいと思っていた。
私個人の問題で言えば、アメリカが日本を解体するためにつくった、あの日本語としても間違いだらけの憲法を直したいと思っているし、そのための論文も書いてきた。いずれにしろ、理念を謳っているつもりの、あの醜悪な日本語で書かれている全文、助詞一つとっても物書きのひとり、日本語に愛着を持つ者のひとりとして我慢できないと申してきた。

日本が宦官のような国、現行憲法は日本を解体するためにつくられたというのは、かなり文学的な表現で、石原氏らしいと感じます。
当時の米国にそのような意図があったかどうかはともかくとして、他国の占領下で憲法なぞ作るべきではなかったと疑問を置き換えられるのなら、それはその通りではないかと思っております。
とはいえ、制定後何十年も通用してきた、我々日本国民が通用させてきたものを一方的に「破棄」するような行為は、法治の根幹を犯すような乱暴な話だとも思います。

また、当時の為政者、ご先祖たちを責める気にはなれません。
実際に占領下という厳しい条件下で、わが国を立ち行かせる為の苦渋の決断が、多々あったのだろうと思います。

自由民主党の党是は憲法改正だと聞いていますが、私の記憶のある範囲でも、選挙の際に憲法改正を争点にする政治家は非常に稀であり、それは有権者サイドの関心としても同様だったのではないでしょうか。
それが「我々の選択」であったのだろうと思います。

未来永劫変えてはならない憲法などあり得ません。
時代の必要性に合わせて、柔軟に変えられるべきであり、それは現行憲法の改正によって行われるべきだろうと考えます。

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