「地方から」の活性化

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140802/k10013505891000.html
安部総理は、サンパウロでの記者会見において、「地方の創生こそが『アベノミクス』の第2弾の大きな柱だ」と述べたとのことです。
具体的な内容は不明なようですが、目的自体には大いに賛同するものです。
個人的には、権限移譲に伴い、財源以上を担保するようなしくみづくりを行って欲しいと期待します。
過去にも中央主導での地方創生策はなされましたが、手法としては補助金支給などが多く、地域需要が真剣に検討されないまま、あまり利用されないハコモノ建設に使われたような例もあるようです。
そもそも中央官庁主導で、さまざま事情が異なる地方の活性化ができるかという疑問があります。中央に「活性化してもらう」のは地域主権のあり方ではありません。
また、地方自治体側としても、国や県まかせでなく、自分の責任で地域を活性化させる意思を持ち、そのために必要な政策の研究を常にしておくことが重要に思います。
例えハコモノ補助金であっても、綿密に地域需要が検討されたものならば、有効なものにできる可能性はあります。オートマチックにハコモノ=無駄だとは思いません。
 

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