20代の頃、知床半島のウトロに半年、札幌に3年ほど住んでいた時に読んだ本です。
最近アマゾンで見かけて買いなおして読んでみましたが、読んだ当時の生活や気持ちを思い出して懐かしくなりました。
多摩地区に住んでいたあまり売れていない漫画家が、車に荷物とを詰め込み、ペットの猫をつれて北海道の下川町へ移住してからの生活を描いたエッセイ漫画です。
出会う個性的な隣人たち、自由奔放な暮らしぶりを見ると、気持ちが軽く明るくなります。
くすっとした笑いや気持ちの明るさを求める方にはおすすめです。
私が北海道の暮らしで一番好きだったのはその四季の明瞭さです。
11月くらいのある朝起きると広がる、いきなりの真っ白な雪景色。
4月まではアスファルトも見えない真っ白な世界が、5月上旬にあっという間に雪が無くなって、花が咲き始めるその極端さは、関東の平野部で育った人間からは別世界で、実に風流なものでした。
また北海道に行きたくなります。
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