ジャネット・アットウッド (著), クリス・アットウッド (著), & 2 その他
自己啓発本やセミナーの類には、やたらテンションを上げたがる、やる気!元気!声を出せ!みたいなノリのものが多くあります。
親族がその手のセミナーに参加し(させられ?)声を枯らして帰ってきた事がありましたが、すごーく疑問を感じました。
大声を出すなどしてテンションを上げるというのは、やる気を引き出す効果は大きいのでしょうが、それは高揚状態でしてある種の「異常」な状態です。あくまでも一時的なもので長続きはしません。
逆に、そんな異常なことをしなければ行動できないというのは、その裏には本当はやりたくないんだけど、声を出すことなどで強制的にテンションを上げることで、自分をごまかしていると見ることもできます。
本当に行動力のある人には、そのような異常なテンションではない、もっと自然で静かな情熱のようなものが裏打ちされているのではないでしょうか。
その為に第1に重要なのは、本当にやりたいと思う事、自分にとって静かな情熱を継続的に感じることができる仕事などを行っていくことだと感じます。
「やらなければならないこと」を行っていくのでなく、「やりたいこと」を行っていく。
また、私たちは「やらなければならない」と義務的に感じていることの大半は、リラックスして自由に考えてみると、実はそうでもないのかもしれません。
私たちは何をしても良いし、過去に何をしてきたか、何が起こったかなど、これから何をするかに対して何の影響力もありません。そのようなことを考えました。
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