政策法務の研修に来ています

http://www.jiam.jp/index.html
本日より2泊3日で、滋賀県にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)にて政策法務の研修に来ています。
地方分権の推進、透明性確保の要求、財政的限界から来る公平性の要求、官民協働の推進など理由による、地方議会の立法能力の向上の必要性などは言うまでもない話のように思います。
理念や政策実現への情熱が一番重要とはいえ、その先にある政策の条文化には、若干の作法やテクニックなども含まれ、その点を学ぶのは有益に思います。

条例の表現の正確さ、誰が読んでも同じ解釈ができることはとても重要ですが、同時に表現の分かりやすさもまた重要です。
それらは両立がし難い場面もあり、バランスが難しいところです。

また、接続詞の使い方、例えば「並びに」と「及び」の違い、「若しくは」と「又は」の違いなど、国語的には間違っていなくても、条例的には区別が必要な点など多くの事を学びました。
私自身も動物愛護関連などで、立法的な作業には関わりましたが、振り返ってみて、改めて多くの気づいた点もありました。

明日はグループごとに実践的な立法演習をする予定です。
後日研修報告書も公開してまいります。


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