超党派勉強会「日本の新しいかたち研究会」

本日は横浜市内において、結いの党、日本維新の会、減税日本の地方議員による合同勉強会「日本の新しいかたち研究会」が開催されました。
中央大学経済学部教授、
佐々木信夫氏による講演が行われ、都市制度の歴史的な経緯、現在の課題などに関するお話を伺いました。


中央集権を前提とし、東京からの距離があることが「辺境」を意味し、しかもそれがハンデになることなく、各都市の実力がより発揮できるような体制や制度設計が求められています。

その中で、基本的な考え方として
・都市経営について独自性、首長のリーダーシップを如何に発揮するか。
・同時に住民自治を如何に強化するか。

この両者のバランスが重要になってくると思われ、政策的にどのように具現化していくか。

また、広域自治体と基礎自治体との適切な役割分担をどう考えるか。
・消防救急やごみ処理は広域的に扱うべきではないか。
・港湾行政は国際的な視点も必要であり、広域的に扱うべきではないか。
・一方で、警察業務は基礎自治体で扱うべきではないか。

なども挙げられました。

制度設計は政治家がエンジンになっておこなうべき仕事、官僚主導だと既存の組織の改編はできにくいという指摘もありました。
また、守谷市のような大都市圏の郊外は大変、高齢化により住民税がなくなっていき、非常に経営が苦しくなっていくのではないかという予測もあげられておりました。

守谷市の未来、地域の未来を考える意味でもとても良い機会となりました。

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