地方議員のつぶやきその㉕ 「敵失による勝利を願わない」

地方議員のつぶやきその㉕ 「敵失による勝利を願わない」
これまで、投票率が上がると組織票を持たない第3極等に有利という定説は疑ったことがありませんでしたが、YahooJapanにより全く逆の予測が立てられたとの事で、かなり驚きました。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/07/voting-rate-variaton_n_6283444.html
予測の根拠は、「Yahoo!検索」での検索ワードの増減や、TwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークでの投稿数といったネッ
ト上の膨大なデータ「ビッグデータ」を集計によるもので、2013年7月21日の参院選の際には92%という高い的中率だったそうです。
少なくとも、評論家の願望が混じった主観的な予測ではなく、客観的な根拠のある予測、軽視できないもののように感じます。
全く利害関係のない無党派層が積極的に自民党を選択していることを意味するように思いますが、やはりアベノミクスを始めとする経済政策の期待なのでしょうか。
民間予測と比べて大きくGDPの減少が見られるなど、必ずしも大成功とは思えない面もありますが、まだ失敗と断定するのは早い、期待する価値はあると考えている方が多いのではないかと感じます。
少なくとも民主党政権時代の無策・思考停止状態よりはずっと良いのは間違いありません。
ここで思うのは、野党側が自分の選挙の都合のために投票率の低下を願ったり、与党の経済振興策の失敗を願うような心理になっては、最終的に有権者から見放され、永遠の野党に堕ちてしまいます。
私は、与党が議席の3分の2を超えるような事態はその時点で良くないと思っておりますが、それでも投票率は高ければ高いほど良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る