2008年から始まった「ふるさと納税制度」ですが、地方間格差や過疎対策として提言されたのが始まりのようです。地方から故郷を離れて東京などに出て働いている人が、生まれ故郷に納税して貢献することができるというわけですね。
しかし、この制度は生まれ故郷に限ったたわけではなく、県や市町村問わずどこの自治体に払ってもいいようです。
名称がふるさと納税になっているので誤解が出そうですね。
そもそもふるさとの定義はあいまいです。複数ある人もいるでしょう。
この制度の本質は、都会に住む人が地方に税金を納められるではなくて、どこに住んでいる人でも、税金を支払う先を自分の意志で選べるという点にあるのだと思います。
政府を経由しないで直接自治体にお金を渡せるのは画期的です。
・天下り団体等による中抜きがなくなる
・地方自治体の方が、現実のニーズに沿った税金の使い方をしやすい
・市民による監視がしやすくなる
などの利点があると思います。
アメリカなどは寄付に対する控除が発達していて、自治体に関わらず、いろんな団体にお金を渡すことが容易になっているようです。
日本の場合ですが、とにかく政府に一度集めてから分配するのだという発想が強いように思います。
どこに重点的にお金を分配すべきか、民間・市民よりも役所の方が効率的な判断ができるという、社会主義的発想が根底にあるのでしょう。
役人のエリート意識、同時に密かな民間への蔑視があるのだと思います。
まあ確かに世の中バカばかりと思っているたら、社会主義やるしかないですよね。
もちろん私は賛成できません。
コメント
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社会主義は染まれば快適みたいです
池田大作先生最高
選挙は公明党
私は自分の考えがあるので出来ませんが、考えることをしない人には最高です