http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20120914/CK2012091402000157.html
6ホテルの味競演 料理長のレシピ交換 茨城の食彩フェア(東京新聞)
高品質の豚肉「ローズポーク」や旬の野菜など県産食材をふんだんに使った「茨城の食彩フェア」が十四日から県内六つのホテルで始まる。各ホテルの料理長が考案した料理のレシピを他の五つのホテルにも提供し、一カ所で六つのホテルの味が楽しめる。十三日に大洗町の大洗パークホテルでメニューの発表会があった。
会場は水戸市の水戸京成ホテル、三の丸ホテル、水戸プラザホテル、つくば市のオークラフロンティアホテルつくば、大洗パークホテル、神栖市の鹿島セントラルホテルで、フェアはJA全農いばらきなどの協賛。
食べられるのは、ローズポークをメーンに各料理長がカツレツやギョーザに仕立てたり、ステーキを野菜やソースで引き立てたりしたメニュー。ランチ千三百五十円、ディナー三千円前後からと手ごろな値段。
フェアは県産食材の消費拡大のため二〇〇九年から年一回、秋の収穫期に実施している。昨年は震災の影響で中止になった。二年ぶりの今回は復興への願いを込め、多彩な茨城グルメを味わえるよう初めてホテル間でレシピを交換した。
十月十四日まで。期間中は食事券が当たるスタンプラリーもある。 (井上靖史)
「お米日本一コンテストinしずおか2011」で最優秀賞と優良賞を受賞した、城里町七会地区のブランド米「ななかいの里コシヒカリ」が使用されてのメニューだそうで、甘みやコシがあって最高とのことです。
茨城県のブランド力はあいかわらず最低ランクですが、実情にはあっていないのだと強く感じます。
ビジネスの世界では、良いものが売れるのではなく、売れたものが良いものだとされるという指摘もあり、ウインドウズとマックの例などで当てはまるように感じます。
夕張メロンと富良野メロンの種はまったく同じ、つまりほとんど同じメロンなはずですが、北海道のみやげ物店などでの値段は全然違います。
どんなに素質がある良いものでも、売り込み宣伝がなければ評価されません。
逆に宣伝次第では、実態以上の評価を定着させることも可能です。
自治体運営も競争であり、よその街が絶対に対抗できない独占的な強みなどあまりあるものではありません。
競争に勝つ為にも、官民が一体となった売り込み体制が必要だと思われます。
先日、銀座にある茨城県アンテナショップ「黄門マルシェ」を尋ねました。
守谷の商品はどこでしょうかと店の人に尋ねたところ、「守谷って茨城県なのですか」と逆に聞き返されてしまいました。
まだまだなのかもしれません。
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