もりや市民大学開校にあたって

本日、守谷市民活動支援センターにおいて、もりや市民大学の開校式が行われました。

来週20日から具体的な講座がスタートとなりますが、受講生だけでなく、講師に関しても守谷の人材を重視し、双方向性を持った「協働」のまちづくりの一環となります。

地域の絆を強化する、守谷の特色ある財産の1つとなってくれるものと思います。


合わせまして、市民大学開校の際して、多大なお力添えを頂きました、茨城大学准教授の長谷川 幸介氏の記念講演が行われました。


人類の選んだ宿命・生存戦略として、他の人とネットワークをより強固に結んでいくこと、「縁」を深めていく必要があるというお話しでした。

「血縁・地縁・友縁・職縁」が力を無くしているのが現在の状況であり、さらに守谷市のような新しい住人が多い地域はなおの事難しくなります。


出身の違い、年齢や職業の違いなどさまざまな属性を持った人がおり、考え方や価値観が異なります。そして、どれか1つが正解というわけではありません。

お話の中にもありましたが、昔はそれぞれの価値観に合った、自分らしい生き方を主張すると、わがままになってしまいましたが、今ではそうではありません。

そのような中で、縁を深め、幸せな人生を送れる街づくりをしていく為にも、新たな努力が必要だと思われます。


人と人との付き合いが、時に「突き合い」になってしまう事も多いというお話もありました。

考え方の違いなど理解するよりも、非難して、攻撃して「突き合う」方がより簡単だと思います。

そして、普通の人よりも嫌いな事や人の種類が多い人は、結果として「突き合い」が多くなってしまい、幸せから遠ざかってしまいます。

自らの懐を大きく持ち、まずは家族や友人など身近な人との間で「付き合い」を深くすることが重要なのでしょう。


市民と行政の間という関係も時に「突き合い」になってしまう事も多いように思えます。

それを「付き合い」に変えることも議員としての仕事の1つなのかもしれません。

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