守谷市においては、「もりや学びの里」を利用して、アーカスプロジェクトを行い、世界各国からアーティストを招き、滞在中の創作活動を支援しております。
今年の7月からは、アワーズ守谷1階のスペースを利用して展示場所も新たに設けております。
外国大使館や多くの企業等も協賛を行っており、長く継続していることもあり、外部からも高い評価を受けているようです。
守谷のブランドイメージの構築、宣伝という面からも一定の貢献があると思われます。
この手の話は対象が芸術という目に見えないという事もあり、自治体が税金を投じる事について、評価が真っ二つになり得ます。
つまり結果が目に見えなく、漠然としていても効果を認め、推奨する立場と、目に見える効果、短期的な効果を重視して、ムダな税金の使い方だとする立場です。
国政も含めて、例えば事業仕分けの議論などを見ると、与党的な立場の人は前者を、野党的な立場の人は後者のような発想をする傾向があるように思えます。
民主党の蓮舫氏の「2位じゃだめなんでしょうか」などが思い出されます。
結局、哲学・考え方の話になってしまいますので、絶対的な基準などあり得ません。
芸術活動に税金を使うべきという証明も、使うべきではないという証明も厳密なものを行うことはできないと思います(最も悪魔の証明という観点から、証明義務は批判する側、否定する側にあるとも思います)。
双方の哲学がぶつかり合って、適正点を見つけていくしかないのでしょう。
選挙の際などには、経営哲学といいますか、投資への姿勢のようなものも含めて争点にすべきなのかもしれません。
ちなみに私はどちらかというと、積極投資派といいますか、短期的に効果が出なくても、「夢」を重視すべきという発想をすることが多いです。
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