平成26年度予算を振り返って

明日は3月定例会の最終日です。
平成26年度の一般会計予算について、いくつか振り返ってみたいと思います。

●共通番号制度整備事業 2000万円
2016年1月以降施行予定、いわゆるマイナンバー制度に向けた整備費用。
国の法改正に伴い強いられた予算措置といえますが、そのわりには全体像が見えないのが不安です。
最終的にどれくらいかかるのか。後日国からお金は戻るのか。

●商工会育成補助事業 750万円
補助金等審議会での審議において、「判定不能」というある意味衝撃的な答申が出された事業ですが、その原因は補助金額が人件費などの商工会活動全般に使われており、費用対効果が見えにくい点にあるように思います。
1つにはより具体的な事業への補助という形にし、効果が検証しやすい形にすべきと考えます。

●住宅リフォーム資金補助金交付事業 500万円
市内の施工業者を利用して一定のリフォーム工事を行った場合に補助金が支給されるもの。
補助事業全般に言えることですが、公平性や費用対効果などの面から慎重さが求められます。
制度の全体像がまだ見えない面もあり、今後の経過を見守る必要があります。

●市民公益活動助成金交付事業
市民活動に補助金を支給するもの。
従来の補助金等審議会を通したものと、財源の一部が協働のまちづくり基金からの点、年に3回応募ができるある点などが、異なります。
応募チャンスが増えるため市民から利用しやすくなると思われ、市民活動の活性化が期待されます。

予算審査と決算審査は連動され、継続的な調査がされるべきであり、そのような意味で守谷市議会では「決算予算特別委員会」となっております。

その他多くの事業がありますが今後とも各事業について、進捗を見てまいります。

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