小池都知事、ペット殺処分ゼロへ「人間教育から」 日刊スポーツ 8月26日(金)23時39分配信
東京都の小池百合子知事(64)は26日、東大・本郷キャンパス内で行われた「アニマル・ウェルフェアサミット」のシンポジウムに出席、フリーアナウンサー滝川クリステル(38)と、動物愛護に向けた日本人の意識改革が必要との認識で、一致した。(以下省略)
小池都知事は、滝川クリステルさんとの対談の中で、
「(ペットとの共生について)2020年東京五輪・パラリンピックをひとつの期限とした上で、東京都でいい例を示せるようにしたい」
と述べられたそうです。
「いい例を示せる」という表現は、微妙にあいまいなといいますか腰の引けた面も感じます。
しかし、都議会の意向もありますし、例えば東京都は殺処分ゼロに向けて〇〇円予算をつけます!などと言い切れないのも無理のない事なのでしょう。
殺処分ゼロを実現するためには、民間の努力や意識改革ももちろん必要ですが、同時に自治体の取り組みも必ず必要です。
そのために大きな障害となるのではと個人的に思うのが、
「ペットに使うお金があるなら、子育て支援に使え!」
といった類の国民の声でしょう。そして、その声は実に「正しい」と思います。
しかし、その正しい声には誤解もあると思います。
それは、ペットの都合と人間の都合の間にはトレードオフの関係があり、どちらかに力を入れると、どちらかがおざなりにならざるを得ない。なぜなら予算には限りがあるから、というもの。
予算に限りがあるのは事実ですが、予算支出が成果へと繋がるすべてではありません。
自治体がオフィシャルに解決に取り組むことが何よりも重要で、相乗効果により民間の活動も勇気づけられます。
実際に守谷市では予算支出なしに、殺処分ゼロに向けて大きな前進をすることができております。要はやる気の問題かと。
何とか良い事例を見せてほしいと、わが家のわんぱく保護猫共々願っております。
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