島だけの話ではありません

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尖閣諸島は守られなければなりません。

もちろんの事、国際法上わが国の領土であることは疑いがありません。

加えてこれは、島の行方でだけはなくて、21世紀の国際秩序に重大な影響を及ぼす話だと思います。


世界中で「失われた領土を取り戻せ」「かつて我々が支配した事がある」「侵略によって奪われたものだ」という主張と共に、領土紛争が起こっていますし、これからも起こるかもしれません。


しかし、そういったことはもうやめよう。「これからは」武力で国境線を変更してはならないというのが、2度の世界大戦を得て人類が獲得した英知なのであり、それは妥当だと思います。

この秩序は、21世紀において、守られ続けるべきだと信じます。

そもそもどんな過去における支配でも根拠にできるなら、西ヨーロッパは大半がイタリアに、韓国からロシアまで全部モンゴルになってしまいます。あまりにナンセンスです。


中国の目指しているものはこのような秩序に逆行するものです。

明らかに「自分たちが正当とみなせば戦争をしても良い」と考えています。

そして、向こうの意志が明白であり、変えられない以上、これに対抗する準備をしておくしかありません。


たまに攻撃されても反撃してはならない、なぜならそれは戦争行為になるからという、とんでもない主張をする人がいますが、攻撃された時点で戦争は成立しているのであって、反撃をもって初めて成立するわけではありません。

また、武力行使に対して何もしないのは、外交紛争の解決に武力を用いるという「悪行」を追認する行為です。断じて平和的態度ではありません。

いじめを黙認する態度は、いじめと同罪というのと同じです。

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