「守谷市の公立保育所の存続に関する請願」について

昨日の文教福祉常任委員会において、「守谷市の公立保育所の存続に関する請願」の審議がなされました。
賛成多数で採択されましたが、意見も分かれ、非常に活発な議論がなされました。

請願の中で、障がいを持った子どもに対する保育の確保という面から、民間保育所への不安、公立保育所の必要性が挙げられていますが、現状においてこの心配は妥当だと考えます。
障がいがある子の場合には、1対1で保育士をあてなければならないという規定もあり、民間では経営的に、コスト的に難しい面があると思われます。
例えば、そのような場合には市から民間保育所への助成を出すなど、保育機能を担保するしくみがなくては、公立保育所はある程度必ず必要と言えるでしょう。

今後も議論が続き、検討がなされることと思いますが、この問題は実際上の地域の保育力の確保という視点からなされてほしいと願います。
現状問題がありますが、民間保育所が民間であるが故に、常に公立と比べて質の劣る保育しか提供できないとは思いません。
公立か私立かという看板の話にならないことが重要と思います。

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コメント

  1. 養護学校の教員をしている方と話をしたことがありますが、例えば信号の意味が理解出来ない子供もいる
    そんな子供は1人で歩かせられない
    知らない人はしつけの問題と言いますが、言っても理解できない人もいるのが現実です
    私自身騒いでいる子供がいるとしつけが出来ていないのか、静かにすることが出来ない子供なのか判断出来なくてイラついてしまうのも事実ですが

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