ひどい事例

「公平性、透明性及び信頼性を確保し、市民に開かれた議会を目指すこと。」
                           (守谷市議会基本条例第3条より)
「議会は、その透明性を高めるとともに、市民に対する説明責任を果たすため、議会の活動に関する情報を市民に対して積極的に公開する。」
                           (守谷市議会基本条例第7条より)

上記は、12月に議決された守谷市議会基本条例の一部です。
議会の透明性確保、公開性に関する内容ですが、多くの自治体の基本条例において、同様の内容が記載されているのではないかと思われます。

しかしながら、実際の事例を見聞きしたところによると、複数の自治体議会において、特定の会派(たいてい最大会派)や政党などと執行部職員間での会議において、例えば条例の文言を決めるような事例がある要です。
もちろんの事、会派や政党の会議ですので、議事録も残りませんし、録画配信もされません。
つまりは密室会議になってしまいます。

慣れ親しんだ特定メンバーで決めるのは楽なことですが、もっと公開性や透明性の確保により神経質にならねばならないのではと思います。

そもそも議会サイドはもちろんの事、そのような会議に応じる執行部の職員の感覚もかなり如何なものかと感じます。
密室会議において、議論の多くが実質的に済んでしまい、本会議はもちろんの事、委員会ですらセレモニーになるようなことがあっては、少なくとも基本条例の趣旨から大きく逸脱することです。
それでは何のための採択かとなってしまいます。

基本条例を採択しただけで終わらないように、実質と魂を込めていくことが重要に思います。
来年度は特にそのような事も特に意識しつつ活動していまいります。

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コメント

  1. 役所得意の前例でしょうね
    共産党議員はそこ指摘しなかったのでしょうか

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