大好きいばらきネットワーカーの委嘱状交付式のため、水戸市へ行ってまいりました。
委嘱状交付にあたり、茨城新聞社の方による講演もありまして、街の振興にあたっては、「縦」のラインが重要ではないかいう言葉が心に響きました。
地域振興策の検討にあたっては、他市の成功事例等が参考にされる例が多く、視察などに行き、そのまま取り入れようとする例も見られます。これが「横」のラインです。
講師の方も仰っていましたが、ある成功事例があったとしても、過去からの無数の積み重ねの結果でもあり、そのまま他市に適用できるようなものではない例がほとんどです。
「縦」のライン、すなわちその街の過去から現在にある魅力を発掘し、生かそうとする道の方がよほど現実的で、効果的な可能性が高く、本当の地域活性化につながるのではないか。
今なら、他市事例を参考にして、見栄えの良い計画を作れば、安易に国から予算がついたりする可能性もあります。
上からの「地方創生ごっこ」ではなく、市民主導の本当の創生ができる地域が生き残っていけるのだろうと実感致しました。
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